■業界

若き頃の業界時代を書いていたら、過去最高の長さになってしまった。
まぁ相場の事を先に書いて、読みたい人だけに読んでもうらうか～。


東証、野村(8604)、みずほＦＧ(8411)安値更新。
ズルッと行かないが、どうにもならない弱さ。
そうそう、日本の携帯3社、ファーウェイ製品発売中止とか。
パナソニック(6752)、ファーウェイとの取引停止。
どうなってしまうのか・・・大いに不安。
村田製作所(6981)、大丈夫か～？
ファーウェイショックなんて、激安局面、考えておいた方が良いかもな～。
ソニー(6758)、ソフトバンクG(9984)ダメだわ～。
アドバンテスト(6857)、ダメ村証券、TP上げた4/26、3144円→4054円、
当日の安寄り価格が3235円。
そこからほとんど良いとこ無しで、本日安値2610円でザックリ20％の下げ。
N225は5％の下げ。
う～～んだね～しつこいけど・・・。
この格上げの大失敗、どうやって責任取るんかね～？
強いのは、株鬼臭し銘柄のレオパレス２１(8848)とクレハ(4023)、
こんな事もあるんだね、ごめんなちゃい。


もう1つ強いのは、外人買い増し報道のそーせい(4565)、一方通行なのでどうでも良いが。
最近、どうでも良いがの表現、多いね～。
それだけ良い足が無いんです。
N225、21000円守る事が出来るか否か、それが一番興味深い。
トピ共に、日足は本日売り線。
何だか週末はとんでもない暑さになるとか。
群馬の前橋は34度の予想、5月だよ・・・。
この超異常気象に、国家として大いなる疑問持たねばダメ。
何が原因なのかハッキリさせないとね～。
相場は見学勧める。
仕掛けても、その日暮らし勧める。
売りも買いも、LCを小さくする事勧める。


昔話の始まりです。
野村証券、その昔、業界では別格だった。
東証正会員83社、野村対82社、な～んて感じ。
セブンイレブン証券とも言われていた。
朝7時出勤、夜11時退社、それが日常。
土日出勤も、ノルマ達成してなければ日常だった。
社章からヘトヘト証券とも言われていた。
営業課長にポン友がいた。
彼は上司のパワハラに耐え切れず、精神疾患を起こし、ある日突然丸坊主で出社。
異変に気づいた上司が、転勤命令。
地銀に出向になった。
あのままだったら、精神病院行きだっただろう。


終身雇用が常識だった時代、新卒入社の野郎どもは、どんなに厳しくても耐えた。
それだけの給与も貰ってたけどね～。
野村証券の社員で、幸せな野郎はいたのか？
内勤ならいたかもな～。
営業マンはゼロに近いと確信する。
我が息子が野村に入社すると言ったら、体張ってでも止めたね。
野村に行くなら、Y組に行け～、なぁんて感じでね。
業界はとても厳しい。
株式手数料のノルマ、東証全体の出来高に対してのシェアノルマ。
月に10回位ある募集物のノルマ、これが大変なのよ・・・。
投信、国債、割引債、外債、一般社債、転換社債等々、日々締切に追われ休む暇がない。


現役当時の株鬼ちゃまの対応策、締切前の募集開始日に、カラ伝入れてしまう。
やったって、途中でグズグズ言われるのは、耐えられないから。
毎日毎日、上司から入れろ入れろと言われるのは、やってられないよ～。
締切当日、上司からよく依頼された。
「悪いんだが、投信あと2000万円、貸してくれないかな～？」なぁんてね。
貸してくれとは、顧客に販売してくれという事。
課のノルマ「未達」なら、即課長の首が飛ぶ。
それが業界の掟。
未達だと、社内で倒れちゃう課長も多々いたね～。
当時の業界に「未達」という言葉はなかった。
全ての支店で募集物は達成率100％ピッタリ。
結局、上司の為に、出来ない野郎どもの分を売っても、返ってきた事は無い。
翌月になれば、また同じ・・・。
営業部長が、私にこう言った。
「支店の経費は全てお前に任せるから、頼むわ～」、なぁんてね。
どんな世界も同じ、出来ないヤツは出来ないんだよ。


私の業界時代の兄貴分M氏、新人時代仮病に近い方法で、営業から内勤へ。
M氏は内勤でその後役員までいった。
中堅証券の株式部長だったY氏、営業部長に転任の辞令。
Y氏は当日辞表提出、1ヶ月後に外資系へ。
調査部長やってたM氏、彼はハーバードに社費で3年も留学させてもらった逸材。
やはり営業部長に転任の辞令、当時50歳。
調査の経験しかなく、誰が見ても営業なんか無理だった。
5年間耐えに耐え、遂に精神疾患で退社。
即離婚、その後病状悪化で、精神病院に入院。
10年後に病院で死亡。
いい男だったけどな～・・・。
とんでもないパワハラがあったと、聞いた事がある。


時代、大きく変化、昔流のやり方通用しない。
証券業界大きな改革せねば、生き残れない。
野村の破綻だってあり得るからね～。
客を客と思わぬ社風、変われるのかな～？
5億損させたら課長、10億損させたら部長、なぁんて言われていた。
・・・業界に残っているヤツより、辞めてくヤツの方が、人としてはまともかも・・・。
「天才詐欺師集団」兄貴分M氏がよく言っていた。
顧客大事にせず、企業ばっかり大事にしてきたツケを、払わされてるのかも？
顧客の恨みは凄いよ～。
顧客無視の商売なんて、続いてきたのがおかしい。


Ｊディスプレ(6740)のIPO価格900円、主幹事は野村。
始値は何と769円、その後の高値は836円。
一度も900円上回れずに、現在50円台。
IPOで取得した個人投資家、所有者まだいるだろうね～。
SB（9434）のIPO価格1500円、これも一度も上回ってないが、まだ可愛いかも。
かんぽ生命保険(7181)の4月にやった売出し価格は2375円、もう20％下落。
昨年やったルネサス(6723)の売出し価格、確か1080円だったかな～？
その後全く上回れず、現在500円割れ。
何度も記した楽天(4755)の1億株のファイナンス、価格は1905円。
これもザックリ3分の1の700円まで下落。
こんなに客に迷惑ばかりかけてよぅ、どうすんの？誰が責任取るの？
優良顧客は相場嫌になっちゃうよ。
LC出来ない優良顧客が多いのよ・・・。
売らなければ損は出ない・・・なんて理屈でね。


野村の「日本戦略株ファンド」、2000年に1兆円集めた。
10000円を基準としたその後の高値は、11763円（2018年1月）、安値は3529円（2009年3月）
ちなみに2000年当時の指数は、ザックリ20000円。
高値つけた2018年1月の指数は24000円。
安値つけた2009年3月の指数は7454円。
なんだ～これじゃ～指数とほとんど変わらないじゃねぇか～、オメエ等素人か～？
あら～長くなっちゃったわ～。
息子は証券業界だけには、就職させない方が良いと思う。
終わります。